筋腱・感覚刺激療法

感覚刺激で「脳をリラックス!!」

リンクご希望の場合はお手数ですが kankakushigeki@gmail.com にご連絡をお願い致します。

**筋腱・感覚刺激療法 こうふく治療院**Copyright.2010-muscle-tendon sensory receptor stimulation therapy-All Rights Reserved


2010年10月18日月曜日

肩関節周囲炎(五十肩)

82歳 男性

[痛いところ(主訴)] 

右肩関節

[痛めた理由(原因)]

一週間前に5kg程のものを持ち上げた。

[来院までの状態(現病歴)]

以前より肩に重い感じはあったという。

一週間前に5kg程のものを持ち上げた当初はやや痛む程度だったが、日毎に痛みが酷くなり、ここ数日は夜の痛みで殆ど眠れなかったという。


[来院時の状態(現症・所見)]

手は前方からも側方からも、水平までも上げることができない。(通常どちらも180度近く動きます。)

痛みのため、手を後方に動かすことは殆ど出来ない。


肘枕と肩関節の動き



[治 療]

金属棒と徒手による筋腱・感覚刺激療法を組合わせて行った。


[結 果]

1回目
治療直後は肩関節の動きも良くなり(前方約140°、側方8約140°、後方約20°)痛みも70~80%軽減(本人の感覚で)。

首、肩、腕をエアコンや扇風機で冷やさないように指導。

肘に枕を入れて眠る様に指導(後述)。

自分で肩や首をグルグル回したり、揉んだりしない様に指導。


2回目
1日目の治療後は楽になったが、夜になり痛みが戻ってきたと言う。夜間痛も強い。

治療後は昨日と同程度まで症状改善。

3回目
前回ほどではないが、夜になり痛みが戻ってきた。夜間痛も強い(前日よりは良い)。

金属棒でのポイントと徒手による手技を変更。


4回目
痛みの戻りが殆どなく、夜間痛もなく熟睡できた。関節の動きもほぼ正常。

治療は前回と同様。

5回目
4回目と5回目の治療間隔が開き、動かしたときの痛みがやや戻ったものの、経過は良好。

治療後、諸症状は殆ど消失。

6回目、7回目
経過観察と状態の維持を目的として治療。

経過良好により、7回目で治療終了。

2 件のコメント:

  1. こんにちは、石田です。

    五十肩の場合、夜間痛があるというのが特徴の一つですから、
    日中の動作での痛みもさることながら、夜眠いのに、痛くて眠れないのは、凄くつらいですよね。

    まして、80過ぎの方ですからね。

    それにしても、1,2回目の治療で効果の持続性が弱いと判断し、3回目にポイント、手技を変更し、著名な効果を出すあたり、さすがいろんな引き出し持ってますね。

    返信削除
  2. こんにちは、黒田です。

    mineoさん、コメント有難うございます。

    ご指摘の通り、夜間の痛みは出来る限り早く改善したい症状ですよね。

    普通、夜間眠れない痛みがあって、関節の動きが今回位に低下している場合は、数ヶ月程度掛かるのが一般的な治療経過のようです。

    そういう意味で、結果的に経過は良かったのですが、実は、それとは裏腹に大変さを感じた症例だったんです。

    夜の痛みが強かったので、初回から全力投球のつもりだったのですが、その割りには手応えが少なく症状の戻りも早い...

    3回目の来院時に、あまり変わりばえしない回復状態だったのには「さて....」と言う感じでした。

    経験的なセオリー(肩の治療パターン)をサスペンドして、一つ一つの動きに伴った痛みを丁寧に見直したのが「効」を奏したように思います。

    よく見かける症状なのですが、とても印象に残った症例です。

    返信削除