58歳 男性
[痛めた場所]
右肩~上腕
[痛めた理由]
来院前々日に、後ろ手でリュックの輪に腕を通そうとして痛めた。
[来院までの状態]
負傷後からだんだん痛くなり、自宅で湿布を貼ったが、かえって痛みが強くなった。
当日、翌日と様子を見たが、自発痛(ジッとしていても痛い)、夜間痛がある。
痛みで肩関節を動かすこともできないので、来院。
[来院してからの状態・所見]
腕を下げているだけでも痛む=自発痛(+~++)
夜間、痛んで眠れない=夜間痛(++)
どの方向に動かしても強く痛む=運動時痛(++)
前方:70度=肩の高さまでは上げられない。
側方:40度=若干動く程度。
後方:45度=痛みはあるがほぼ正常域まで動く。
角度はいずれも目視です。おおよそ。
痛みのある三角筋中央部に、幅1cm・縦3cmほどのハッキリした圧痛部があり、表面に触れる程度で強く痛む=圧痛(++~+++)。
痛みは-・±・+・++・+++の5段階評価。
「痛くない」「やや痛む」「痛む」「強く痛む」「より強く痛む」としています。
[治 療]
マイクロカレント(初回と二回目)
筋腱・感覚刺激療法
[結 果]
1日目
治療直後の目立った改善はなかった。症状が強く、急性期でもあるので深追いしないように考えた(治療刺激オーバーでリバウンドしないことを優先)。
就寝時に負傷部に負担が掛からないようにブランケットで腕の位置を確保するようにしてもらった。(ブランケットの使い方は当方で指示)
2日目
昨晩も痛みがあり眠れなかったという。痛み方を聞くと、ジッとして動かないでいることが身体的に辛く、身体を動かすと腕が痛むということなので、生活上やや不便になるが非伸縮包帯(伸びない包帯)で肩~上腕を固定。
夜間の動作時痛はあるものの、自発痛(+~++)の症状は(-)に。また、負傷部の触れる程度で強く痛む(++)症状も(-)となっていた。
3日目
夜の痛み=夜間痛(-)で、朝まで安眠できた。
自発痛も(-)。
前方、側方共に水平以上(90度以上)でやや痛む(±~+)ものの、動きはほぼ正常になった。
このあと、患者さんが出張で不在のため治療を中断中。後日、追加報告いたします。
余談(ごめんなさーい。わかる人限定でーす。)
今回はエコー像の保存で不手際ばかりで凹みっぱなしでした。
長軸・健側の位置が20mmほど中枢にズレています。
やり直したんですが、そのやり直しを削除してしまい、ついでに短軸像も保存せず終了してしまうという駄目押し。
うーーん、σ(-_-#)アタマイテェ・・・
[考 察]
症状は厳しかったのですが、予想以上に短期間で概ね回復でき、良かったと思っています。
保存できなかった別位置(短軸)からのエコー像と合わせ考えると、筋繊維自体の損傷というより、筋肉を構成する比較的大きな筋束どうしが離開したものと推測されます。
| 右三角筋エコー像長軸 |
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